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2023.05.05#一人暮らし#引っ越し#手順

一人暮らしの引っ越し手順とは?忘れがちな準備や手続きを徹底解説!

3月から4月は、地方から上京する人や職場の近くに移動する人など、生活環境の変化にともなう引っ越しを行う人が一番増える時期です。

しかし、これから初めて一人暮らしを始める人のなかには、どのような手順で引っ越しを進めればよいかわからない人もいるでしょう。

スムーズに新生活をスタートさせるために、事前の準備や情報収集は必須です。今回は、一人暮らしを始める人向けに、引っ越しの手順や忘れがちな準備、手続きについてご紹介します。

引っ越し前にやるべきことリスト

引っ越しをする前に行うべき準備についてご紹介します。引っ越しはどうしても準備期間が短くなりがちなので、早めに行動する意識を持ちましょう。

引っ越し業者の選定と予約

まずは、引っ越し業者の選定と予約を行います。大型トラックの免許を持っている場合は、自力での引っ越しも不可能ではありませんが、手間や時間を考えると、あまり現実的とはいえません。

引っ越し業者を探す場合は、複数の業者に連絡を取り、事前に引っ越しの見積もりを行ってもらいましょう。会社によって、引っ越し費用は大きく異なります。

費用を安く抑えたい場合は、大手ではなく中小規模の引越し業者を探してみましょう。ただし、大手では無料でもらえる段ボールを自分で用意する必要があるなど、デメリットがまったくないわけではありません。

自分がどのような引っ越しプランを希望しているのか明確にしたうえで、必要なオプションを備えている引越し業者に仕事を依頼しましょう。

光熱費や通信サービスの手続き

引越し先ですぐに電気やガスが使用できるように、インフラ関連の手続きも行いましょう。2016年には電力の自由化、そして2017年には都市ガスの自由化が始まり、インフラ契約先の選択肢は大幅に増えました。

会社ごとにプラン料金は異なります。よりお得なプランで契約できるように、引越し業者の選定のときと同じく、複数社のプランを比較することをおすすめします。

また、引っ越しは契約に無駄がないか調べる絶好の機会です。インフラと一緒に、通信サービスの契約も見直しましょう。

不用品の処分や整理

引っ越しの際は、不用品の処分や整理を行うと荷造りがスムーズに行えます。たとえば、新居に持ち込めない家具や家電は、転居前の住所で処分すべきです。

不要な本や服がある場合は、捨てずにリサイクルショップに持ち込むとよいでしょう。不要品の有効活用ができますし、少額でも売れれば引っ越し費用の足しになります。

荷造りの準備と注意点

引っ越し業者の選定も終わり、不要品の整理もできたら、いよいよ荷造りを始めます。荷造りをする際は、すぐに使わないものから順番に梱包していきましょう。毎日使っている布団や食器類は、最後に詰め込みます。

そして荷造りの際は、段ボールの耐久度に気をつけましょう。本や食器などの重い荷物をまとめて詰め込むと、段ボールの底が抜けるおそれがあり、持ち運びが困難になる原因になります。

重要な手続きをおさえよう

引っ越しのやるべきことを押さえたら、次は引っ越しの際に忘れがちな重要な手続きについてご紹介します。入居後すぐに新生活に対応できるように、早めに済ませましょう。

転出届の提出

引っ越しの日程が決まったら、転出届を提出しましょう。転出届は、現在住んでいる自治体とは異なるエリアに引っ越す際に、引っ越し元の役所に提出する書類で、引っ越しの1週間前から2週間前に提出するのが一般的です。

転出届を出すことによって、住民票を引っ越し先の自治体に移動することができます。届け出が完了すると役所から転出証明書が発行されるので、紛失しないように大切に保管しましょう。

郵便物の転送

引っ越しの際は、郵便局で住所変更手続きを行うのも忘れないようにしましょう。見落としがちな手続きですが、郵便局に届け出を行わないと自分宛の荷物が旧住所に永遠に届けられてしまいます。

住所変更手続きは郵便局に直接赴くだけでなく、最近はオンラインでも手続きを進めることが可能です。手続きには免許証やパスポートなど、引っ越しをする前の住所を証明できる本人確認書類が必要なので、気をつけてください。

また、手続きが有効になるまでは1週間ほどかかるので、最低でも1週間前には手続きを終わらせるようにしましょう。

電気・ガス・水道の手続き

電気・ガス・水道などのインフラの手続きも早めに終わらせておくことをおすすめします。万が一利用停止手続きを忘れてしまうと、最悪の場合、引っ越し先の住居と引っ越し前の住居、二重で料金の支払いを行う羽目になるからです。

引っ越し当日までの料金は、立ち合いの日に直接支払うか、後日振り込みで対応しましょう。

運転免許証・健康保険証の手続き

運転免許証や健康保険証の手続きも、忘れずに行ってください。どちらも身分証代わりになるものなので、できるだけ早く新しい情報を更新する必要があります。

免許証の更新を行う場合は警察署、または運転免許試験場へ行きましょう。ただし、土日に住所の更新を行ってくれるのは主に運転免許試験場の方で、しかも週末だけあって多くの人が足を運びます。

1時間以上待たされることも珍しくないので、土日に免許証の更新を行うのであれば、早めに家を出ましょう。

引っ越し当日の流れとポイント

スムーズな引っ越しを行うためには、当日の段取りも重要です。ここでは、引っ越し当日の作業の流れとポイントについてご紹介します。

業者との最終確認

引っ越しを行う前に、引っ越し業者と最後の打ち合わせを行いましょう。運ぶ荷物は全部でいくつか、荷物の受け取りはいつ頃行えるのかなど、入念に話し合います。

とくにチェックしておきたいのが、引っ越し業者のトラックが駐車するスペースです。引っ越し先の駐車場にトラックを止めるスペースがあれば問題ありませんが、駐車場がない場合は、道路に一時停車する必要があります。

停車するのに十分なスペースはあるのか、また近隣住民の迷惑にならないか、しっかり確認しましょう。

鍵の受け渡し

引っ越し業者と最後の打ち合わせが終わったら、大家さんや管理会社の立ち合いのもと、鍵の受け渡しを行います。

退去時の立ち合いは荷物をすべて運びだし、掃除も終わったあとに行われるのが一般的です。旧住居の鍵の受け渡しが終わったら、新しい住居の鍵を受け取りに行きましょう。

このとき気をつけたいのが、物件を紹介した不動産会社と、実際に物件の鍵を保管している不動産会社が異なる場合です。鍵の管理をしていない不動産会社に行っても鍵はもらえないので、事前に鍵を受け取る場所を確認しておきましょう。

荷物の搬出と搬入の手順

諸々の準備を終えたら、荷物の搬出と搬入をします。基本的に荷物運びは引っ越し業者に任せて問題はありませんが、明らかに人手が足りていない場合は手伝いましょう。

搬入作業が終わったら、まずカーテンと照明のセットを行います。照明器具がないと夜間に作業ができませんし、照明器具があってもカーテンがなければ、外から部屋の中が見えてしまいます。最初に行う作業として覚えておきましょう。

清掃とゴミの処理

引っ越しのときは、ダンボールやガムテープの切れ端など、多くのゴミが出ます。そのため、事前にゴミ袋やほうき、ちりとりなどを用意しておきましょう。

掃除をする際は掃除機を使用しても問題はありませんが、荷解きが完全に終わっていない部屋は手狭なので、やや使い勝手が悪いです。できるだけ小回りがきく掃除道具を選びましょう。

新生活をスタートさせるために

引っ越しと片付けと終えたら、いよいよ新生活の始まりです。新居で快適な暮らしをするためのポイントを以下にまとめたので、まとめて確認しておきましょう。

生活必需品の調達

引っ越しの際、見落としがちなのが生活必需品の調達です。とくにトイレットペーパーやティッシュ、石鹸などは引っ越しの初日から使うものなので、事前に購入しておきましょう。

新居のインテリア・収納の整備

一人暮らしのワンルームや1Kの部屋は、スペースの関係上、キッチン周りや部屋の収納があまり充実していません。そのため、あらかじめ収納ボックスやラックなどを購入しておきましょう。新居の収納の整備を行うと、より快適な生活が送れます。

また、予算に余裕があればインテリアにもこだわるのもよいでしょう。自分好みの部屋を作れば、自然と掃除のモチベーションもあがり、丁寧な暮らしを送ることにつながります。

周囲の地域情報の把握

引っ越し後には、周辺地域の情報収集も忘れずに行なってください。生活用品や食材を購入する商店、病院、災害発生時の避難場所など、チェックすべき場所、情報はたくさんあります。

情報収集を行う場合は、地域の情報誌や公式ホームページを参考にするとよいでしょう。

まとめ

以上、一人暮らしの引っ越しの手順、忘れがちな手続きや手順について取り上げてきました。初めての引っ越しはやることが多いため、疲れてしまう人が多いでしょう。

しかし、一度経験してしまえば、次からはスムーズに引っ越しを行えるようになります。必要に応じて人の手も借りながら、頑張って手続きや準備を進めましょう。

また、一人暮らしをすることに対してハードルが高いと感じているなら、シェアハウスがおすすめです。シェアハウスは、家具や家電があらかじめ備わっている物件がほとんどなうえ、複数人で生活するので孤独感に苛まれることがありません。

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