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2022.12.15#シェアハウス#ルール#知識

シェアハウスのルールはどんな内容?ルールを守らないとどうなる?

多種多様な人が一つ屋根の下で共に暮らすシェアハウスは、ライフスタイルの新たな選択肢として注目されています。

しかし一人暮らしとは異なり、複数の人と共同生活を送るのがシェアハウスであり、定められたルールを守らないとトラブルにつながることもあります。互いに気持ちよく、日々快適に過ごすためには、ルールをしっかりと把握しておくことが大切です。

この記事では、シェアハウスにおける自室のルールや共用部のルール、ルールを守らないとどうなるのかなどかりやすく紹介しているので、入居を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

シェアハウスにおける自室のルール

一人暮らしの場合は基本的にいつ何をしても問題ありませんが、他人と共同生活を送るシェアハウスでは、自室であってもいくつかのルールが定められています。

まず、共同生活でよくトラブルの原因になるのが騒音です。騒音に関する自室のルールとしては、大きな音を立てない、早朝・深夜の通話は禁止、早朝・深夜のテレビ視聴や音楽鑑賞の際はイヤホンを使用するなどのことが挙げられます。

なかには通話禁止やイヤホン使用のルールを苦痛に感じる方もいるかと思いますが、互いに気持ちよく生活するためにはルールを守らなければなりません。

また、騒音に関するルール以外にも、外出の際は自室の電気やエアコンの電源を切る、ゴミを溜めないなどのルールがあります。たとえ一人の空間であっても、他の住人に迷惑をかけないよう常に意識して行動することが大切です。

ここまでいくつかのルールを紹介しましたが、あくまでも一例であり、物件によってルールは異なるので、入居する際は事前に物件のルールを確認しておきましょう。

シェアハウスにおける共用部のルール

シェアハウスには玄関やリビング、キッチン、トイレなど共用部が数多く存在します。自室とは異なり、共用部は住人全員が使用する場所なので、各場所のルールを把握しておかなければなりません。

玄関

玄関においては脱いだ靴を下駄箱にしまう、外出時・帰宅時は必ず鍵を閉める、不要なものは置かない、土足禁止、傘を指定の場所以外に置かないなどのルールが設けられています。

玄関に脱いだ靴を放置していると他の住人の邪魔になるため、靴は必ず下駄箱にしまい、傘に関しても放置して迷惑をかけないよう決められた場所に置きましょう。

またほとんどの物件では、玄関に置ける靴の数が決められています。一人何足まで置いていいかは物件によって異なりますが、決められた数以上の靴を置くとトラブルの原因になるので注意が必要です。

靴を数多く所持している方は自室に置くスペースを設けるなどして、ルールを守りましょう。

リビング

リビングおいては私物を放置しない、深夜・早朝は大きな音を出さない、誰もいないときは電気やエアコンの電源を切る、リビングで寝てはいけないなどのルールが設けられています。

シェアハウスでは住人の睡眠を妨げないためや、近隣住民とのトラブルを避けるためにリビングの使用時間を決めているケースがあります。時間は物件によって異なるので、入居時は何時までリビングを使用できるのか確認しておきましょう。

また、私物をリビングに放置していると他の住人の邪魔になるうえ、最悪の場合盗難の恐れもあります。同じシェアハウスに住む人に疑念を向けるのも気持ちがよいものではないので、未然に防ぐ行動をとりましょう。

キッチン

キッチンでは、冷蔵庫内の私物に名前を書く、使った食器はすぐに洗って食器棚へ戻す、他人の食品は食べない、食材を放置しないなどのルールが設けられています。

冷蔵庫は自分だけでなくほかの住人も使用するので、自分のものだとわかるよう私物には名前を書き、賞味期限が切れた食材はすぐ捨てるようにしましょう。

また、食器類も共有するため、使用した際はその場で洗って食器棚に戻さなければなりません。使ったにもかかわらず食器を放置しているとキッチンの清潔感が損なわれ、ほかの住人とのトラブルにつながります。

トイレ

トイレにおいてはトイレットペーパーを無断で持ち出さない、トイレットペーパーを使い切った場合は補充する、使用後は必ず流す、衛生用品はしっかりと畳んでゴミ箱に捨てるなどのルールが設けられています。

また、用を足したあとは、次にトイレを使う人が嫌な思いをしないよう流れ切ったかを必ず確認しましょう。

お風呂・シャワールーム

お風呂やシャワールームにおいては使用前に予約する、入浴している間は入浴中の札を提げる、使用後は必ず排水溝の髪の毛を捨てるなどのルールが設けられています。

とくに小規模な物件ではお風呂の時間が他の住人と被ることも多いため、使用前には予約が必要な場合があります。

また、浴槽のあるほとんどの物件では長風呂が禁止されており、1回の使用時間が40分や45分と決められているので、入浴する際は使用時間を厳守しましょう。

とくに、髪の長い女性の方は髪を洗うのに時間がかかるため、入居前にお風呂のルールをしっかりと確認しておかなければなりません。

洗面所

洗面所においては共同で使用するドライヤーを自室に持ち込まない、使い終わったら洗面台や床を綺麗にする、タオルや歯ブラシといった私物を放置しない、使用後は電気を消すなどのルールが設けられています。

入浴後は洗面所で髪を乾かしますが、髪を乾かす際に抜けた髪の毛が洗面台や床に落ちるので、洗面所の使用後は必ず洗面台や床をキレイに掃除しましょう。

また、物件によって共同で使用できるものが異なりますので、入居する際は事前に確認しておくことをおすすめします。

洗濯機

洗濯機においては深夜や早朝に使用しない、洗濯が終了したらすぐに洗濯物を取り出す、洗剤がなくなった場合は当番が買い足すなどのルールが設けられています。

洗濯機は回している間の音が大きいため、深夜や早朝の使用を禁止している物件が多いです。禁止されている時間帯の使用は騒音トラブルにつながるので、洗濯物は必ず洗濯機が使用可能な時間帯に洗わなければなりません。

また、基本的に洗剤は自分で用意しますが、なかには共同で洗剤を使う物件もあります。そういった物件では、なくなった際に当番が買い足すルールが設けられているため、入居時に洗剤のルールを確認しておきましょう。

シェアハウスのルールを守らないとどうなる?

ルールを守らない場合は注意喚起がなされますが、注意喚起しても改善しない場合は強制退去となることがあります。

注意喚起

ルールを守らない住人がいる場合は、初めに張り紙などで注意喚起がなされます。

しかし、注意喚起しても改善しない場合は個別面談の場が設けられ、問題行動を起こしている住人は直接注意を受けることになります。

強制退去

ほとんどの場合は個別面談で改善されますが、面談後にも問題行動が続いたり、他の住人からのクレームが多い場合は強制退去となる可能性があります。

もしも強制退去になれば運営している会社のブラックリストに載ることがあり、他のシェアハウスにも入居できなくなるので注意が必要です。

ただ、ルールを守って生活していれば強制退去以前に注意喚起がなされることもないため、シェアハウスに入居する際は必ずその物件のルールを守りましょう。

まとめ

多種多様な人が一つ屋根の下で共に暮らすシェアハウスには、数多くのルールが存在します。ルールを守らなければ住人同士でトラブルが起き、快適な生活をおくれなくなるため、入居する際はその物件のルールをしっかりと把握しておかなければなりません。

ルールを無視して生活していると最悪の場合は強制退去になってしまうので、日頃からトラブルを起こさないよう心がけて生活する必要があります。

これからシェアハウスへの入居を予定している方は、必ず物件のルールを守って生活しましょう。