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2022.09.20#シェアハウス#人間関係#友達

シェアハウスに友達を呼ぶときの注意点や呼ぶときに大切な3つのこと

従来、シェアハウスでは入居者同士の交流や活性化を目的として、来客を許可している物件が多くありました。
しかし、コロナが流行してからは感染防止対策の一環として来客を一時的にNGとしているところが増えています。そのため、事前にルールを確認せずに家族や友人を招いてしまうと、ほかの入居者や管理者に迷惑をかけることもあります。

この記事では、自分の友達をシェアハウスに呼ぶときに注意すべき点を、わかりやすく解説していきます。

シェアハウスに友達を呼ぶときの注意点

管理会社やシェアハウスごとに明確なルールは異なりますが、よくある3つのパターンを解説いたします。

物件によっては呼べないこと

一部のシェアハウスでは以下のような理由で、宿泊だけではなく「訪問そのもの」を禁止している物件もあります。

・ハウスに備え付けの家具家電や備品、入居者の私物などが盗難に合うされる危険性がある
・来客と入居者の間にトラブルが起き、ハウスの雰囲気が悪くなる
・入居者の友人が頻繁に訪れることで溜まり場になってしまい、無関係の入居者にとって迷惑となる
・未払いのまま長期的に滞在されてしまう

上記のようなことが起きてしまえば、元から住んでいた入居者たちにとって大きなストレスになり、次々と退去してしまうかもしれません。
結果として、シェアハウスの運営が回らなくなってしまうからこそ、来客に対して厳しいルールを設けている物件もあります。

また、冒頭でもお伝えしたとおり、コロナ対策の一環として訪問を一時的にNGとしているシェアハウスは多くあります。シェアハウスは共用部分も含め生活の場ですから、入居者の安全を守るための対策としては妥当といえるでしょう。

女性専用物件では男性を呼べないこと

女性のみを対象にしたシェアハウスでは入居者だけではなく、来客に対しても同じように男性の入室を禁止にしています。
もちろん、入居者の中には「別に男性の来客があっても構わない」という人もいるかもしれません。

ただ、女性専用としているため、多くの入居者は「女性だけ」を前提に住んでいます。したがって男性の来客は多くの入居者に対しての多大なストレスになると考えられるため、たとえ一時的な来客であっても、男性の出入りを禁じています。

お付き合いしているような親密な男性であっても、ルールを守れない場合は退去する必要があるためご注意ください。

物件内でも呼べる場所に制限が設けられている場合があること

物件によっては入居者個人の自室は立ち入り禁止になっているものの、キッチンやリビングなどの共有スペースはOKというケースも少なくありません。

個室をNGにすれば、私物の盗難トラブルや、未払いの状態で個人の部屋に何日も隠れて滞在するなどの問題が起きにくいので、一部のシェアハウスで採用されています。
共有スペースへの立ち入りはOKなので、飲み会やパーティーなど、イベントをする際に友人や知人を呼ぶことが可能です。

来客NGとしている場合に考えられる理由とは

続いて、シェアハウスにて来客をNGとしている理由について、考えられる4つのケースを詳しく掘り下げていきましょう。

盗難が起きても責任を取れない

来客があった際、後になって個人の私物がなくなった場合は盗難の恐れがあります。

もちろん、単に私物をなくしただけかもしれません。しかし、探しても見つからない場合は盗難の疑いが出るのは当然です。
そうなれば来訪者来客した人はもちろん、状況によっては、無関係の入居者たちも犯人候補になってしまいます。

盗難は立派な犯罪行為です。警察に連絡すれば、関係者は事情聴取をされてしまいます。したがって、本来まったく関係ない入居者に大きな迷惑をかける恐れがあります。
そうなってしまえばシェアハウス自体の住み心地が悪くなり、退去する人が出ても不思議ではありません。

さらにハウスの評判も悪くなり、新規の入居者が入らず、運営が上手く回らなくなる恐れがあるからこそ、盗難防止を考えて来客NGとしています。

住人と友達の間でトラブルを起こすかもしれない

連れて来た知人や友人が別の入居者と争ってしまい、トラブルが起きる可能性も考えられます。

とくに共有スペースであるリビングは、多くの入居者が集まる場です。知人や友人を外部から連れてきた際は、自然と挨拶を交わす場合もあります。
ただ、その際に知人や友人の態度がよくない場合、あくまでもシェアハウスからすれば外部の人間なので、入居者としては気分が悪くなってトラブルにまで発展する恐れがあるわけです。

このように連れて来た知人や友人と別の入居者間でのトラブルの防止を考慮して、あえて来客を禁止にしていると考えられます。

他の住人に迷惑をかけるかもしれない

有り得がちなこととして、

・部屋で大きな声で会話して騒音になる
・来客者が共有スペースを使って汚してしまう

など、別の入居者に対して大きな迷惑をかけてしまうケースが考えられます。

とくに自室に招き入れた際、声のボリュームに注意していても、つい話が盛り上がってしまい、大きな声を無意識に出してしまう可能性も否めません。
このように無意識のうちに迷惑をかけてしまう場合があるため、厳しく来客を禁じていると考えられます。

ルールを守らないかもしれない

大抵の場合、来訪者来客者はシェアハウスにおける細かなルールを熟知していないと想定できるため、共有部分でルールを破る行為を悪気なく行ってしまう可能性も考えられます。
シェアハウスで定められるルールは、すべての入居者が心地よく過ごすために設けられています。したがってルールを破る行為そのものが、自然と入居者への迷惑につながってしまいます。

誰か一人でもルールを守らない人を別の入居者が見てしまえば「じゃあ自分も守らないでいいか」と感じ、次第にシェアハウスの秩序が乱れてしまう危険性もあるからこそ、来客NGとしているケースも推測されます。

友達を呼ぶときに大切な3つのこと

来客OKなシェアハウスにて自分の知人や友人を呼ぶ際に、トラブルを事前に防ぐために行うべき3つのことをご紹介していきます。

事前にシェアメイトに知らせておく

まずは、ほかの入居者(シェアメイト)に、友達を連れてくることを事前に伝えておきましょう。
何も聞いていない状態で知らない人を連れて来られた場合、入居者としては大きなストレスになり、後々になって入居者間のトラブルにつながる恐れがあります。

そこで事前に友達を連れて来る予定があることを伝えて、トラブルを防ぎましょう。
来客の予定を伝える際には最低でも、

・人数
・自分との関係
・年齢
・性別
・見た目
・簡単な性格

などの基本情報を伝えておくと、聞いた入居者は安心します。誠実さのアピールにもなり、入居者間の良好な関係を築く上でもプラスになるはずです。
また、別の入居者に来客を伝える際、一度だけでは忘れられてしまう場合もあるため、前日はもちろん、一週間前や数日前から複数回に分けて伝達しておくと無難です。

友達にハウスルールを教えておく

シェアハウスは物件よって、定められたルールが異なります。中には入居者でさえも忘れているような細かいルールも少なくありません。

当然ながら来訪者来客者である友達はそのようなルールを知らないため、シェアハウスでの決まりを守らずに、ほかの入居者への迷惑につながってしまう恐れがあります。

そのため友達を連れてくる前に、必ずシェアハウスにおけるルールを伝えるようにしましょう。
その際、口で伝えただけでは「そんなこと聞いていない」といわれ、ルールを破って入居者に迷惑をかける危険性があります。できる限りメモ帳などに箇条書きにして手渡すなど、証拠が残る形がおすすめです。

もしも友達がルールを破ってしまっても、しっかりルールを伝えたという証拠があれば、後々になって別の入居者から責められにくくなり、次回以降また別の友達を連れてきやすくなります。

宿泊させるときは管理会社にも知らせる

別の入居者だけではなく、シェアハウスを運営する管理会社にも連絡を前もって入れておきましょう。
そもそも知人や友人などを呼ぶ時点で、何らかのトラブルが起きる可能性は0ではありません。

そのため、万が一に備え、何かあった際には管理会社にも速やかに対応してもらえるよう、事前に来客を伝えておくことをおすすめします。

まとめ

自分の友達をシェアハウスに招き入れる際の注意点を、細かいところまで解説いたしました。
来客に関するルールはシェアハウスごとに、

・共有スペースのみOK
・身内のみOK
・個室はNG
・すべてNG

など定められている決まりが異なるため、知人や友達を呼ぶ予定がある場合は、シェアハウスを選ぶ段階で詳しくルールを確認しておきましょう。
来客が許容されている場合でも、記事の中でお伝えしたように、

・前もって複数回はシェアメイト(入居者)に知らせておく
・連れてくる友達にシェアハウスのルールを教え込む
・宿泊させるときは管理会社にも事前に知らせる

という3点を守り、トラブル防止に努めましょう。

※2022年現在、FRESHROOMでは、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、来客自体を控えていただくようハウスルールを一部変更させて頂いております。詳細は是非お気軽にお問合せください。