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2022.07.25#シェアハウス#相場#費用

シェアハウスの費用相場はいくら?初期費用・家賃・共益費など

一人暮らしを始めたいけれど費用が心配、シェアハウスは費用が抑えられると聞いたけれど、賃貸物件とどの程度違うのか気になるという人もいるのではないでしょうか。

シェアハウスは一般的な賃貸物件と異なり、キッチンやリビングなどの共用スペースを居住者全員でシェアして生活する物件です。入居者同士がコミュニケーションを取れるのが最大の魅力です。

さらに、費用面でも初期費用や生活費を抑えられるというメリットがあります。

今回はシェアハウスに住む際に必要となる費用の内訳と相場、賃貸マンションよりも安く生活できる理由、シェアハウスのメリットとデメリットを詳しくご紹介します。

シェアハウスに住む際に必要な費用の相場

シェアハウスに住む際に、どのような費用が必要となるのでしょうか。ここではシェアハウスに住む際に必要となる費用と、その相場について解説します。

初期費用の相場

シェアハウスでは、通常の賃貸契約と異なり、敷金・礼金はかかりません。そのため、入居時期にもよりますが、初期費用は保証金と初月の家賃・共益費のみです。

フレッシュルームの場合、保証金は30,000円もしくは50,000円 です。その他に、入居月の日割り家賃と共益費を含めた金額が初期費用となります。フレッシュルームの初期費用の最低金額は73,000円 です。

初期費用は、管理会社や物件によって変わります。また、月末付近に入居する場合は翌月の家賃・共益費等も初期費用に含まれることがあります。契約の前に、実際にかかる初期費用を確認しましょう。

家賃の相場

初期費用に大きく影響するのが、家賃です。一般的に、家賃は東京都や神奈川県、大阪府などと大都市では高くなる傾向にあります。そして東京都内でも23区内かどうかや最寄り駅からの距離、築年数などさまざまな要因によって変化します。

シェアハウスは賃貸物件に比べて家賃設定が低めになっていることが多いようです。東京都の場合、シェアハウスの家賃相場は50,000円~70,000円、一人暮らしの家賃相場は60,000~100,000円です。

都内のシェアハウスと、ワンルーム・1Kの賃貸物件の家賃相場を比較してみましょう。港区の場合、シェアハウスの家賃相場は約66,000円ですが、賃貸物件の家賃相場は約125,000円です。

シェアハウスを選択することで、都心のような非常に地価が高い地域に比較的安く住むことができます。

共益費の相場

シェアハウスの共益費の相場は約10,000円です 。管理会社や物件によって異なりますが、多くの場合は、水道光熱費、Wi-Fi利用料、その他備品や日用品代が含まれています。

シェアハウスにはキッチンやリビングなど共用部分があり、外部の掃除業者や大家さんが定期清掃をしてくれるという特徴があります。この清掃代も共益費に含まれています。

通常は、水道代、電気代、ガス代は使用量に応じて請求されますが、シェアハウスでは一律料金です。定額で水道・電気・ガスを使える点がメリットといえるかもしれません。

Wi-Fi利用料が共益費に含まれている場合、入居後に個人的にインターネットの契約を行うことなくWi-Fiが利用できます。物件によっては、個室で有線LANを利用できる場合もあります。

キッチンの調理器具、食器などは備え付けられています。これらの備品や設備にかかる費用も 共益費に含まれます。

全体的な費用の相場

シェアハウスでは、通常の賃貸物件よりも初期費用や共益費、その他の日用品代などの生活費を抑えられます。 また、電化製品を購入せずに新生活を始められるため、引っ越し費用も抑えることができます。

共益費は通常の賃貸物件より高い場合もありますが、ガス代、電気代、水道代、Wi-Fi利用料、日用品代が含まれているので、それぞれ個別に支払うよりも全体で考えた場合にコストカットできる可能性があります。賃貸物件の場合、自分で日用品などを購入する必要があるため、シェアハウスよりも生活費がかさみます。

家賃も通常の賃貸物件より相場が低いため、駅から近い場所や買い物に便利な場所でも、賃貸物件より安い家賃で生活することができます。家賃は、その土地の地価によって変動するため、その土地の地価をある程度把握しておきましょう。

とくに都心部のように、もともとの地価が高い場所では、郊外など地価が安めの地域と同程度の家賃で生活できるためとてもおすすめです。

賃貸マンションより費用が安い理由

シェアハウスは通常の賃貸マンションに比べて初期費用や家賃が安いことがわかりました。ここでは、なぜシェアハウスは賃貸マンションより費用が安いのか解説します。

シェアハウスの家賃が通常の賃貸マンションより安いのは、部屋の広さと設備が違うからです。

通常の賃貸マンションに比べて、シェアハウスは個人個人が生活するスペースが少し狭くなっています。部屋の広さだけで考えると、シェアハウスの方が狭いため家賃が安くなります。

また、部屋の設備も家賃を決める要素のひとつです。シェアハウスの場合、浴室やキッチン、洗面所などが共用となっているため、居住者全員分の設備は必要ありません。そのため、家賃相場が低くなっています。

シェアハウスのメリット・デメリット

ここではシェアハウスのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

メリット

先ほど述べた通り、全体的な費用を抑えられることがひとつのメリットです。シェアハウスでは、複数の居住者が浴室やキッチンなどを共有する分、一人当たりの共益費負担や生活費が抑えられます。

シェアハウスには、もともと電化製品や家具が備え付けられているため、新生活のために新たな電化製品や家具を購入する必要はありません。大掛かりな引っ越しが不要な点もメリットといえるでしょう。

そして最大のメリットはなんといっても居住者同士でのコミュニケーションが取れる点ではないでしょうか。居住スペースを共にする居住者たちと交流できるのはシェアハウスならではの醍醐味です。

初めて生活する土地で緊張や不安があっても、他の居住者とのふれあいで新たな環境に馴染みやすいなどのメリットがあります。季節ごとにイベントを行って、居住者同士の交流を深めているシェアハウスもあります。

費用が安いことも魅力ではありますが、シェアハウスの最大のメリットは、居住者同士の交流体験です。

デメリット

シェアハウス特有のデメリットも把握しておきましょう。

複数の住人と同居しているため生活リズムが合わず、ストレスを感じる場合があります。夜は早く就寝し朝早く活動を始める朝型の人もいれば、夜にゲームやスマホで夜更かしをしがちの人などもいます。生活習慣の違いからくる生活音などによるトラブルが起きないよう、お互いの生活リズムを尊重した生活を心掛けましょう。

シェアハウスでは、入居者以外の立ち入りを禁止していることもあります。 友達や彼氏彼女を呼べない、呼ぶためには事前の申請が必要といったデメリットもあります。

また、通常の賃貸マンションに比べてプライバシーを保つことが難しくなります。 個室にはカギがあり最低限のプライベートは確保されていますが、共用部分は自由に使用できないため、それに対してストレスを感じることがあるかもしれません。

まとめ

今回は、シェアハウスで生活する際に必要となる費用の内訳や相場についてお伝えしました。

シェアハウスの初期費用には、敷金・礼金がありません。代わりに保証金が必要ですが、賃貸マンションの敷金・礼金よりも費用が抑えられています。また、家賃も通常の賃貸マンションより相場が安いため、毎月の費用も抑えられます。

費用面のメリットがある一方、賃貸マンションよりもプライバシー確保が難しく、生活音が気になるというデメリットもあります。

さまざまな人とのコミュニケーションを楽しみながら、日々の生活を送りたい人にシェアハウスはおすすめです。