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2023.10.16#シェアハウス#保険#知識

シェアハウスの火災保険について解説!加入は任意?

シェアハウスを契約する際、火災保険に必ず加入しなくてはいけないのではとお考えの方もいるでしょう。シェアハウスの火災保険への加入は、基本的に任意となっていますが、加入が義務化されている物件もあります。

そこで本記事では、シェアハウスの火災保険について、保険の選び方や加入する際の注意点をご紹介します。補償対象の違いも解説するので、シェアハウスの契約を検討している方はぜひ参考にしてください。

火災保険とは

火災保険とは、主に建物や家財などの物的な損害を補償する保険のひとつです。基本的には、火災による損害が補償対象となりますが、追加オプションや特約を組み入れることで、地震や風水害、盗難などの損害も補償対象となります。

火災保険は、家を建てる際や購入する際、または賃貸物件に入居する際に加入するのが一般的です。シェアハウスに入居する際も、火災保険への加入を求められるケースがあります。火災保険に加入しておけば、万が一火災で建物が破損しても、自己負担額を抑えられます。

火災保険の補償対象

火災保険に加入する際、補償の対象となるものを確認しておきましょう。補償対象を確認しておかなければ、火災が起こったときに保険会社とのトラブルに発展するおそれがあります。

ここでは、火災保険の補償対象を3つのパターンに分けてご紹介します。保険に加入する際、万が一火災が起こったときをイメージしながら、補償があるとよい箇所を明確にすることがポイントです。

建物

火災保険の補償対象のなかには、建物のみの場合があります。建物が補償される場合、建物自体だけではなく、備え付けられた設備も補償対象となります。

保険内容によっては、建物本体のほかに門や塀も補償されるでしょう。建物のみと記載されていても、補償範囲が広い場合があります。 また特約を組み入れることで、火災だけではなく地震や風水害、盗難などで建物が破壊されたときに補償されるケースがあります。たとえば、空き巣にガラスを破られて入られたり、設備が傷つけられたりする場合も、補償対象となる可能性があるでしょう。

家財

火災保険の補償対象のなかには、家財のみの場合があります。ここでいう家財とは、契約者または親族が所有しており、建物内に収用されているものを指します。火災により家財が破損した場合に、補償を受けることが可能です。

特約を組み入れると、空き巣により家の中のものが盗まれた際でも、補償対象となります。とくに、高級家財を扱っている方は、補償対象に家財が含まれているか確認しておきましょう。ただし、家財のみが対象となった火災保険は、建物が破壊されたときに補償されません。

建物と家財

火災保険のなかには、建物と家財がともに補償対象となったものがあります。火災により、建物も家財も破壊されたときに、どちらも補償される点がメリットです。

建物と家財を補償対象とする場合、建物が新築であったり、高級家具を利用していたりする方が多いです。ただし、補償対象が多いことから、建物のみや家財のみの場合よりも、保険料が高くなる傾向にあります。

シェアハウス向け火災保険の選び方

火災保険は、シェアハウスに入居する際も加入を求められるケースがあります。住宅を購入する場合や長期的に賃貸を利用する場合だけではなく、短期間の利用におすすめの火災保険もあるので確認しておきましょう。

ここでは、シェアハウス向けの火災保険の選び方を2つご紹介します。シェアハウスに入居する際、火災保険の種類を選べる場合に備えて、選び方を確認しておくとよいでしょう。

損害保険

損害保険は、損害保険会社が扱っている保険全般を指す言葉です。契約期間は最長10年であることがほとんどで、少額短期保険よりも補償額が高い点が特徴です。一般的に、住宅を建築・購入した際に加入します。

少額短期保険

少額短期保険は、少額短期保険業者が扱っている保険を指す言葉です。契約期間は最長2年であることがほとんどで、シェアハウスに用いられるケースがあります。補償の対象となるものは損害保険と変わりませんが、補償金額の上限が1,000万円と低いので把握しておきましょう。

シェアハウス向け火災保険の注意点

シェアハウス向けの火災保険に加入するとき、自分の名前がしっかり保険証に記載されているか確認しましょう。シェアハウスの同居人であっても、契約時に名前を伝えていなければ、被保険者として認められないおそれがあります。

被保険者として認識されなければ、自分の家財だけ補償されないという事態が起こってしまいます。貸主に伝えずに同居を勝手に開始するのではなく、貸主としっかり契約を交わし、被保険者または被保険者の同居人として火災保険に加入することが重要です。

またシェアハウスでは、火災以外の原因で同居人の家財を破損させてしまうことがあるでしょう。火災保険の特約として、他人の家財の破損も補償対象となるケースがあるので、対象範囲を確認してから契約することがポイントです。

シェアハウスの火災保険の加入に関して

シェアハウスの火災保険は、必ず加入しなければいけないのか疑問に思っている方もいるでしょう。ここでは、シェアハウスの火災保険の加入に関して、任意であるケースと義務であるケースに分けて解説します。

基本的に加入は任意

シェアハウスの火災保険への加入は、基本的に任意となっています。火災保険に加入しないリスクを理解したうえで、加入しない選択をすることで、初期費用を少しでも抑えられることが可能です。

とくに、契約期間が短い方や短期間の入居の方は、火災保険に加入せずに契約することが多いでしょう。

一部の物件では加入が義務

シェアハウスの火災保険は、基本的に加入が任意となっていますが、物件によっては加入が義務化されているケースがあります。火災保険に入っておけば、火災で生じた修繕費用を自己負担しなくてもよいケースがほとんどなので、貸主とのトラブルを未然に防げるでしょう。

また火災保険への加入が義務化されている場合、自分で保険内容を選べるか、もともと保険内容が決まっているかを確認しておくとよいでしょう。場合によっては、オプションや特約を追加できるケースもあるので、物件を比較する際にぜひ参考にしてください。

加入する保険は決められていることが多い

シェアハウスに入居する際に契約する火災保険は、加入が任意であっても、加入先の保険が決められていることがほとんどです。そのため、加入したい保険があるときや、特約を追加したい場合でも、希望どおり変更できないおそれがあります。

もともとシェアハウスを扱う会社が保険に加入している場合は、万が一に備えて保険内容を充実させていることがほとんどです。とくに、家具と家電が備え付けられている物件は、建物だけではなく家財も対象としている可能性が高いでしょう。

またシェアハウス向けの火災保険のなかには、入居者を対象に動産のみを補償対象としたものもあります。不動産会社が契約している保険とは別に契約するものなので、自分で選ぶ必要がありますが、最低限必要な条件で探せる点がメリットです。

シェアハウス入居前に気になるのが更新料の有無ではないでしょうか。下記の記事では、シェアハウスに更新料は必要なのか、また賃貸借契約の知識についても解説しています。

 

まとめ

シェアハウスの火災保険への加入は、基本的に任意となっています。物件によっては、火災保険への加入が義務化されているものがあります。

火災保険といっても、補償対象が建物のみ、家財のみ、建物と家財の両方である場合があるので、加入を検討している方は保険内容を事前に確認しましょう。特約によっては、火災以外の地震や風水害、盗難による被害も、補償対象となるケースがあります。

FRESHROOMでは、東京都のさまざまなエリアでシェアハウスを扱っています。シェアハウスの火災保険への加入でわからないことがある方や、シェアハウスをお探しの方は、ぜひベテランスタッフが多数在籍しているFRESHROOMにご相談ください。

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