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2022.07.15#シェアハウス#向いている人#知識

シェアハウスに向いている人とは?向いていない人も把握しよう

シェアハウスは一般的な賃貸物件と異なり、キッチンやリビングなどの共用スペースを居住者全員でシェアして生活します。
シェアハウスの魅力は、さまざまな人と交流を楽しみながら生活できることです。一人暮らしでは体験できない交流をすることもできます。

しかし、誰もがシェアハウスでの生活を楽しめるとは限りません。他の人を一緒に生活するのが向いている人と向いていない人がいます。
今回は、シェアハウスに向いている人と向いてない人についてわかりやすく解説します。

シェアハウスに向いているのはこんな人

シェアハウスの醍醐味は、他の人と一緒に生活することです。アパートとの一人暮らしとは大きく異なり、孤独感を感じることなく暮らすことができます。

居住者同士のコミュニケーションは必要ですが、適度な距離感と思いやりがあれば充分です。コミュニケーションを取るのが苦手な人でも、シェアハウスで暮らすことでコミュニケーション能力を高めることも可能です。

それでは、シェアハウスに向いている、7つのパターンを解説します。

1.初期費用や毎月の費用を抑えたい人

シェアハウスは一般的なアパートに比べると、初期費用を抑えることができます。アパートの場合は、敷金や礼金などで20万円以上の初期費用が必要ですが、シェアハウスの場合は、敷金や礼金などが不要で初期費用は保証金のみで済みます。

保証金とは、敷金と同様に退室時の部屋の修繕やクリーニングに使われるお金です。シェアハウスを提供する不動産会社によっても異なりますが、30,000円~50,000円程度です。一般的なアパートと比較すると4分の1程度になるのが魅力です。

家賃も一般的なアパートより、20,000円~30,000円安くなることがほとんどです。共益費の相場はシェアハウスの方が高いですが、共益費に光熱費やWi-Fiの費用が含まれているところもあるため、一人暮らし物件と比べて毎月の生活費を抑えられます。

初期費用や毎月の費用を抑えつつ、他の人と生活したい人にシェアハウスは向いています。

2.手軽に新生活をスタートしたい人

シェアハウスにはエアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ・照明など、生活に必要な電化製品が完備されているので、手軽に新生活をスタートしたい人に向いています。

物件によりますが、エアコンや照明は個室に備え付け、テレビや洗濯機などは共用スペースで他の居住者と一緒に利用します。物件によっては、冷蔵庫やテレビが設置されている個室もあります。
一部共用のものもありますが、生活に必要な電化製品はそろっているので、入居後すぐに新生活をスタートできます。

3.セキュリティ対策が充分な住居で暮らしたい人

他の人と一緒に生活するシェアハウスで心配なのがセキュリティです。
フレッシュルームのシェアハウスは、すべての個室にカギがついています。セキュリティ面にこだわりたい人向けに、玄関がオートロックになっている物件もあります。貴重品は、共用スペースではなく個室内に保管し、部屋を離れるときは必ずカギをかけましょう。

他にも、女性専用フロアがあるシェアハウスや女性限定のシェアハウスもあります。男性の居住者がいることで防犯対策になることもあるので、総合的に考えて検討しましょう。

4.人と関わりながら生活したい人

1人で過ごすよりも誰かと関わりを持ちながら生活したい人には、シェアハウスがピッタリです。
一人暮らしの場合、近所で気の合う仲間を探すのは大変です。シェアハウスに住めば、居住者のコミュニティがあるので、すぐに人と関わりながら生活できます。

特定のテーマをもとに作られたコンセプトシェアハウスなら、共通点のある仲間が集まるので、コミュニケーションが取りやすくなります。

5.自分と違った価値観を受け入れられる人

シェアハウスにはさまざまな価値観をもった人が生活しています。
居住者同士のトラブルを防ぐためには、自分の価値観は押し付けずに、他の人の価値観を受け入れることが大切です。他の人の意見に毎日のように腹を立てていては落ち着いた生活ができません。

シェアハウスには、自分とは違った価値観を受け入れられる人が向いています。

6.ハウスルールを守れる自信がある人

一人暮らしとは異なり、シェアハウスには独自のルール、いわゆるハウスルールが存在します。ハウスルールは、居住者全員が気持ちよく過ごすために必要なルールです。
たとえば、喫煙の可否、バーベキューや花火といった火気使用の可否、楽器演奏のルール、ペット飼育の可否、友人や家族の立ち入りのルールなどなどがあります。

ハウスルールを守れる自信がある人は、シェアハウスでの生活に向いています。

7.長期はもちろん短期で利用したい人

シェアハウスの契約期間は運営会社や物件で異なりますが、1ヵ月だけの短期契約ができるシェアハウスもあります。
長期に渡って利用したい人はもちろんですが、出張や観光、就職活動などで短期利用したい人にもシェアハウスはおすすめです。シェアハウスには家具や家電がすでに準備されていて、水道や電気などのライフラインも入居後すぐに利用できます。

ウィークリーマンションやホテルと違い、他の居住者とコミュニケーションが取れるのも魅力です。

シェアハウスに向いていないのはこんな人

他の人と一緒に生活するシェアハウスの魅力は、居住者同士のコミュニケーションです。そのため、どうしてもコミュニケーションを取りたくない人はシェアハウスには向いていません。
ここでは、シェアハウスに向いていない4つのタイプを解説します。

音に敏感な人

シェアハウスの個室の壁は、一般的な賃貸物件ほど厚くない場合があります。そのため、周囲の音に敏感な人は注意が必要です。
共有スペースの会話や隣の部屋の生活音、廊下を歩く足音が気になってしまう人は、シェアハウスに向いていません。

ハウスルールを守れる自信がない人

先ほど紹介した通り、シェアハウスには居住者が気持ちよく生活するためのハウスルールが存在します。シェアハウスで暮らすにはハウスルールを守る必要があります。

たとえば、ハウスルールで洗濯機の使用は22時までとなっているのに、自分が夜型だからとの理由で24時を過ぎて利用すると、居住者同士のトラブルに発展しかねません。
ルールを守れない人や守る自信のない人は、シェアハウスでの暮らしは向いていません。

友人や彼氏彼女を招きたい人

シェアハウスは基本的に、居住者以外の立ち入りは許可されていません。例え完全個室であっても他人を招き入れることはルール違反となり、最悪のケースは強制退去させられてしまいます。

友人や彼氏彼女を招いても、個室内であればバレないと思うかも知れませんが、他の居住者から運営会社やオーナーに連絡が入ることもあります。
自分の部屋に友人や彼氏彼女を招きたい人は、シェアハウスは向いていません。

コミュニケーションが苦手な人

コミュニケーションが苦手で、できることならコミュニケーション自体を避けたい人にはシェアハウスは向いていません。
自分から話しかけるのが苦手だけど、誰かと会話をするのは好きという人は、シェアハウスに入居することでコミュニケーションが得意になるかもしれません。

一方で、話しかけるのも話しかけられるのも嫌な人は、シェアハウスではなく一人暮らしの方が向いています。

まとめ

今回は、シェアハウスに向いている人と、向いていない人について解説してきました。

居住者同士のコミュニケーションを取りたい人や、ルールを守り協力しあいながら暮らせる人はシェアハウスに向いています。一方で、音に敏感な人やコミュニケーションを取ることが苦手な人、友人や彼氏彼女を招きたい人はシェアハウスに向いていません。

シェアハウスの最大の魅力は居住者同士のコミュニケーションです。人と関わりながら生活したい人に、シェアハウスはおすすめです。